院長のごあいさつ
2020(令和2)年4月より、医療法人みなとクリニックを承継致しました、院長 田中崇洋(たなかたかひろ)と申します。
医療法人みなとクリニックは1993(平成5)年に前院長の湊宏司医師が現在地に開設して以来、27年の長きに渡り地域医療に貢献して参りました。現在は前院長の意志を引き継ぎつつ、職員全員が一丸となって、以下に掲げる当医療法人の理念に基いた医療をお届けするため奮闘いたしております。
医療法人みなとクリニックの理念
- 私たちは、患者さま個々の状態を把握し科学的根拠(エビデンス)に基づく適切な医療を提供いたします
- 私たちは、外来診療と訪問診療を通じ地域住民が安心して生活できる街づくりに貢献いたします
- 私たちは、医療サービスの提供を通じて社会貢献のできる人材育成を行います
超高齢化社会が進む日本では、一人一人さまざまな健康問題を抱えた患者さまで溢れています。また、健康問題が増えると複数の医療機関や複数の科を受診することによって、処方される薬剤が増える傾向にあり1日に10種類以上もの薬剤を飲まれ、ポリファーマシー(害のある多剤服用)に陥っている高齢患者さまも少なくありません。当院では患者さまが現在困っていることは何か、生活背景も踏まえた上での最適な治療のゴールや処方は何か、を一緒に考え診療を行うよう心掛けています。
私たち医師はややもすると自分自身の経験のみにとらわれ過ぎた診療を行いがちです。当院では医師自身の経験を大切にしつつも、世界標準の科学的根拠(エビデンス)に基いた医療を提供できるよう常に知識の更新と改善を欠かしません。
当院では、患者さまを直接クリニックで診察する「外来診療」と、通院困難な患者さまに対し医師が直接患者さま宅に伺う「訪問診療」を行なっております。外来診療と訪問診療2つの診療体制を敷くことで、高齢による足腰の弱りや病気の進行などが原因で通院困難となった患者さまに対しては外来診療から訪問診療に切り替え、逆に訪問診療を一定期間行うことで病状が回復して通院が可能となった患者さまに対しては外来診療に切り替えたりと、柔軟に対応することができます。こうして地域住民の方がどのような状況においても診療を受けられ、安心して生活することのできる街づくりに貢献いたします。
最後に、当院での医療サービスの提供を通じて、職員全員が社会貢献できる人材となれるよう邁進していきたいと思います。
医療法人みなとクリニック 院長 田中 崇洋
沿革
1993(平成5)年 3月 名誉院長の湊医師が現在地に診療所「みなとクリニック」を開設。
1995(平成7)年 12月 医療法人みなとクリニック発足。
2020(令和2)年 4月 現院長の田中医師が医療法人みなとクリニックを継承。
2020(令和2)年 4月 訪問診療を本格的に開始。
2020(令和2)年 8月 クリニック内部を全面改装。
2020(令和2)年 9月 副院長の岡村医師が着任。
2021(令和3)年 1月 新型コロナウイルスまん延で発熱外来を開始。
2021(令和3)年 3月 名誉院長(前院長)の湊医師が診療から勇退。
2021(令和3)年 5月 新型コロナウイルスのワクチン接種を開始。
2022(令和4)年 8月 兵庫県宝塚市安倉南に診療所(分院)「みなとクリニック宝塚」を新設して開院。
2022(令和4)年 10月 「日本緩和医療学会認定研修施設」に認定。
クリニックの風景
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クリニックの正面 -
待合室と受付 -
待合室 -
診察室内 -
処置室 -
レントゲン室 -
クリニックの前に設営する「発熱外来」 -
新型コロナウイルス・ワクチン接種の様子
周辺の風景
みなとクリニックは、大都市大阪の中心である梅田や中之島を含む北区にありますが、桜の名所:毛馬桜ノ宮公園のすぐそばで、今や海外からの観光客もいっぱいの「桜の通り抜け」の造幣局にも近く、緑の多い静かな環境の中にある診療所です。
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さざなみプラザ東側(大川沿い)桜 -
当クリニックが1階にあるさざなみプラザ
第2の24号棟 -
クリニック裏手の長柄東公園 -
さざなみプラザショップタウンの看板 -
近くの鶯塚(うぐいすづか) -
近くの鶴満寺と桜 -
さざなみプラザ隣の鶴満寺公園 -
クリニック裏手から大川をまたいで
都島区に通ずる飛翔橋 -
大川べりの桜の紅葉 -
『通り抜け』で有名な造幣局の八重桜
みなとクリニックがある『長柄東』という町は南北に長く、その北端は淀川本流の左岸堤防に達します。そこには明治時代に作られ長く大阪の水運に貢献した『毛馬の閘門』の遺跡を保存した公園や、淀川大堰を望む河川敷の広大な景色があります。ほんの少し足を延ばすだけで同じ町内なのにまるで別世界。ちょっと出かけてみませんか。
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旧毛馬の閘門(遺跡) -
淀川大堰付近